神道に近い宗派なのでそれに準じる - 斎場広場

神道に近い宗派なのでそれに準じる

日本の宗教といえば、仏教が最も多いかもしれません。お寺などがあります。その他神社は神道ですし、キリスト教の教会ならキリスト教になります。古くからの宗教もありますが、比較的新しくできた宗教もあります。それぞれ、全く新しい思想でできることは少なく、大元の宗教が思想の根本になっていることが多くなります。

天理教は比較的新しい宗教の一つです。こちらは、教派神道の一種となるので、葬儀は神式に近い形式で行われます。通夜に当たるのはみたまうつしの儀になります。仏教では焼香がありますが、こちらにはありません。焼香に近いのが玉櫛奉献 になります。

玉串を受け取って、左手に葉が来るように持ちます。そして、葉を祭壇に向けて一礼します。その後葉を右手にして、玉串を祭壇に置きます。経験したことが無いとわからないでしょうから、前の人が行う方法を確認しておきましょう。

参拝は、二礼四拍手一拝四拍手一礼です。神道では音を立てませんが、天理教では音をたててもマナー違反にはなりません。御香典を包むときは、一般的な香典袋を使います。ただし、蓮の花が書かれたものは仏式になるので使わないようにします。

水引は、白黒、白黄どちらでも使えます。表書きは、御玉串料、御榊料、御霊前です。御霊前は仏教でも使うので、こちらが良いかもしれません。御仏前は仏教で使いますが、こちらで使わないようにしましょう。神式で参列したことがあるなら、それに準ずると良いでしょう。仏式しか参列したことがないなら、事前に確認をしておきましょう。